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世界で一番 裕福な王室は?―優雅な生活にため息

2010年08月02日

【新唐人2010年8月3日付ニュース】皇室といえば、日本人にとって憧れの的ですが、今回は海外に注目してみましょう。王室といえば、イギリスや中東が有名ですが、世界には実に多くの王室があります。では、世界で一番裕福な王室はどこにあるのでしょう。その答えは番組でご覧下さい。

ユーチューブやツィッターなど、最新のメディアを使いこなしながら、市民との距離を縮めようとしているイギリスの王室。ネットでは、エリザベス2世の写真など600枚あまりを楽しめます。かつて「太陽の沈まない国」とまで称されたイギリスこそ、一番裕福な王室なのでしょうか。
 
アメリカの雑誌『フォーブス』の2010年度、世界の王室金持ちランキングでは、エリザベス女王は4億5千万ドル、日本円で約400億円の資産を持っています。しかし、それでも12位にすぎません。
 
タイのプミポン国王こそ、世界で一番裕福な王室です。タイの政局はいまだ不安定ですが、王室の株や不動産の価値は上がり続け、資産は300億ドルに上ります。
 
マレーシアに近い小国、ブルネイのボルキア国王は200億ドルの資産で第2位。石油と天然ガスで財を成しました。
 
現在、石油は世界経済の命綱になっています。その結果、石油が豊富な中東の国々は、オイルマネーを手にし、美しい女性と結婚し、アイドル顔負けの愛らしい子供に恵まれています。もちろん、資産額も並ではありません。
 
サウジアラビアのアブドラ国王は180億ドルで第3位。
 
アラブ首長国連邦のハリーファ大統領は、150億ドルで第4位。
 
ドバイ首長国のラシード首長は45億ドルで第5位。
 
カタールのハリーファ首長は24億ドルで第8位。
 
オマーンのサイード氏は7億ドルで第11位。
 
クウェートの首長、サバーハ4世は3億5千万ドルで第13位。
 
イギリスより金持ちの王室は、ヨーロッパにもあります。ルクセンブルグです。スイスとオーストリアにはさまれた小さな内陸の国ですが、低い税率で世界の企業を引き付けています。その税収により、アンリ大公は資産35億ドル、世界で第6位になっています。
 
世界で2番目に小さい国モナコはどうでしょう。国王アルベール2世は、国の4分の1の資産を所有し、第9位です。今年の6月には、南アフリカの元水泳選手でモデルの
チャーリーン・ウィットストックさんと婚約。20歳も年下です。
 
イギリスよりも裕福な王室はアフリカにもあります。それは第7位のモロッコ。モロッコの鉱物資源はとても豊富です。例えばリン酸塩は世界の埋蔵量の75%を占め、他にも鉄や鉛、亜鉛もあります。
 
しかし何よりもすごいのはインドの王室です。まったく土地を持たないのに、8億ドルの資産で10位に入りました。
 
膨大な資産に優雅な生活。思わずため息が漏れますが、自分にとっては手の届かない世界だからこそ、様々な夢とロマンをかきたてられるのでしょう。
 
新唐人記者がお送りしました。
 
 

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